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スラム街に行ってきました(2回目)
1回目はこちら
平日に会社帰りに行ってきました。
●山谷とは
前回の「寿町」は住所はありますが、「山谷」っていう住所は実はありません。
南千住駅から歩いてちょっと行ったところに山谷と呼ばれる地域は存在します。
出典:https://www.tokyoseikatsu.com/town_tokyo/shopping/sannya/post-130.php
行ってみよう
この日は会社を早退し、一度家に帰りメンタルを整え、スラム街に向かう荒井昭則。
ちなみにスラム街とは、(wikipediaより)
スラム(英: Slum)とは、都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど、居住者やコミュニティの健康や安全、道徳が脅かされている荒廃した状況を指す。世界中のほとんどの大都市にスラムがある。スラム街、退廃地区、貧民窟などとも表現する。
世界のスラム住民の数は増加傾向にあり、国際連合人間居住計画の統計によれば、21世紀初頭でのおよそ10億人から、2030年には倍の20億人に増えるとされる。
今回は僕の他に男子×1、女子×1で泊まりに行きます。
●山谷に行ってみた
南千住に到着し、メンバーの一人と合流。
歩いて向かいます。
高架下をくぐり、
線路を渡り、
さっそく自販機が安くなっている
「泪橋」の交差点を越えればスラム街です。
ちなみに八重洲口からバスが通ってます。
スラム街あるある
ロッカーがくそ安い
※東京駅のロッカーは高いところで700円
自販機で変な飲み物売ってる
宿泊費安い
やっぱり自販機安い
マムシドリンク!?
※飲んだら無限にトイレ行きたくなります
●山谷で宿を探そう
山谷の学校の塀は異常に高かったです。
そして街がバイオハザード
やはり自転車は多いです。
そろそろ宿を探します。
時間も遅くなってきたので手当たり次第、宿に突入します。
どこも1000円~2500円ほどで泊まれます。
ちなみに前回は宿を探すのにものすごく苦労しました。
一件目。
ピンポーン(インターホンを鳴らす)
反応なし。
二件目。
ピンポーン(インターホンを鳴らす)。
反応なし。。。
やばい泊まるところねえ。
三件目。
ピンポーン(インターホンを鳴らす)。
「どうしたの?」
「あのー。宿を探してて。。」
「ごめんね。うちは長期の人限定なんだよ。」
「長期ってどれぐらいですか?」
「一週間以上かなぁ。」
「分かりました。。ありがとうございます。」
作戦失敗!!
※ちなみにスラム街にあるのは宿っぽいけど住居(長期滞在のもの)が多いです。
四件目。
ピンポーン(インターホンを鳴らす)。
「なんだい?」
「今夜泊まれますか?」
「うちは長期のみなんだよ」
「分かりました。3人で2倍の金額払います。」
(これは行ける!)
「。。。」
「あの、3人で2倍全然払うん・」
「あんた◎△$♪×¥●&%#?!!」
怒鳴られた俺。
逃げる俺。
泣きそうな俺。。
作戦失敗!!!
とりあえず怒っていました。本当にごめんなさい。
六件目ぐらいでいい宿見つかりました。
(3人で5000円)
●スラム街の飲食店はオアシス
メンバーのもう一人と合流する前に腹ごしらえしようと、近くの中華屋に入ります。
この付近には人は来ないのか、定員に聞いたところ、
スカイツリーも近いし、宿代も安いから外国人観光客や受験生がよく来るそう。
昔は治安が悪かったが、今は落ち着いているそう。
なぜか、さっきの経験の後なのか、ラーメンがものすごく心にしみました。
そしてまさかの食事+ラーメンをサービスと言って、500円まで負けてくれました。
おばちゃんありがとー。
三人目と合流し、散歩をしてから宿に戻りました。
明日のジョーいたり
ホームレスもちらほら公園にはいました。
●スラム街にあるコーヒー四天王のお店
寝る前に近辺のお店を調べていたら、東京珈琲四天王の一つ、
「カフェ・バッハ」
というお店があるのを発見しました。
https://icotto.jp/presses/7314
有名なお店らしく、こんなところでものすごくコーヒーが美味しいのはカオスでしかありませんでした。
バッハブレンドがオススメです!
●終わりに
当たり前なのですが、「スラム街」と言っても、危ない場所というわけではありません。
寿町も山谷も昔は建築業や造船業が栄え、働けなくなった人が多くなり、
福祉が充実している場所なだけです。
本当に危険なことなんて一ミリもありませんでした。
でも、日本にもまだ「スラム街」と呼ばれる場所がある。
そしてあそこにいた時の妙な感情は何なのでしょうか。
次の日起きて、朝の商店街を歩いていたら、
日本がなんちゃらかんちゃらと書かれた無数の横断幕を持った仙人みたいな人がいました。
※イメージ
一瞬写真を撮ろうとしましたが、本能で動けませんでした。
背筋がぞっとしましたが、あの人も自分なりの正義を持っているんだなぁと思うと、
幸せって何だろうって思いました。
日本のスラム街制覇まであと一つ!
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