葉田甲太さんと講演会をした時の話

年明けましたね。今年もよろしくお願いいたします。
12月のことなのですが、葉田甲太さんと講演会を実施中したので、その話を書こうと思います。

葉田甲太さんとは

イベントページの紹介文コピペですが。

医師 NPO法人あおぞら代表。
1984年、大阪生まれ。日本医科大学医学部卒業。
2005年に150万でカンボジアに小学校が建つ事を知り、仲間と共に実現。その体験を綴った「僕たちは世界を変えることができない。」は2011年主演向井理さんで映画化。
2014年にカンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2018年2月にカンボジアへき地に8000人の命を守る保健センターを建設。
2019年11月にクラウドファンディング1000万円を達成し、5万人の命を守るタンザニア病院建設プロジェクト開始。著書『僕たちは世界を変えることができない。』『それでも運命にイエスという。』 台湾や韓国でも出版され累計10万部。2018年地域支援大賞受賞。関西学院大学非常勤講師。

多分僕やそれより上の世代で、学生時代に国際協力をやっていました、もしくは海外に興味ありますという人は「僕たちは世界を変えることができない。」という映画を知っているのではないでしょうか?

向井理さんが主演で、学生がカンボジアに学校を建てる作品で、映画化もされております。僕も学生時代にカンボジアを支援する学生団体に所属していて、その時に見て、衝撃を受けたのを覚えております。

「僕たちは世界を変えることができない。」 は 大袈裟ではなく、この作品に出会わなかったら、今NPOやっていないです。それぐらい自分にとって影響のある作品です。
(興味がある人は是非見てみてください。)

実は、リクルートの面接で「憧れの人はいますか?」と聞かれ、
「葉田甲太さんです」。
「会ったことはありますか?」
「自分が何かを成し遂げたら会いたいです」
というやり取りをしたのを今でも覚えております。

何も成し遂げられてはいないですが、2019年に初めてお会いし、ご飯をご一緒させていただき、今回葉田さんが新著を出版というタイミングでお声がけいただき、講演会が実現しました。

今回一緒に講演会をすることは、正直、5年前ぐらいの自分が今の自分を見たら「マジかよ」って思うんじゃないでしょうか?それぐらい自分にとって大きなことでした。
いや、ほんとに。

実施に向けて

葉田さんの他の講演会は、2週間前にe-education創設者の税所さんと実施し、この回は一瞬で満席だったのに、僕の回は全然チケットが売れずに、「税所さんプレッシャーかけんなw」って泣きそうでした。
(税所さんとのご飯食べに行ったりする仲なので書いてますよ念のため!)


ギリギリまで「何で俺なんかが。。」ってずっと思ってて、前日は夜も寝れずプレッシャーを感じてました。

それでも当日は本当に多くの方々にお越しいただき、終わった後も声かけてくれる人たちがいて救われました。

前日まで何回も練習したのに、本番はうまく話せなくて、悔しくて、それでも等身大の自分の話が出来たのではないかって思います。

実際にやってみて思ったこと書きます。

誰でも影響を与えられる人はいる

このイベントを開催するにあたり、興味ありそうな人にひたすらメッセージを送りました。「来てください!」と。

そうすると、感覚値ですが、僕より年上の人は葉田さんのことを知っていて、年下の人は知りませんでした。

えっマジで?って思ってたのですが、葉田さんが言ってた言葉がすっと入ってきて、
「中村哲先生を知らない人が、僕(葉田さん)を知っていることもあって、僕(葉田さん)を知らない人が、荒井くんを知ってることもある。」

僕が影響与えられる人がいる、僕にしか影響を与えられない人がいるとふと思った瞬間でした。

憧れの人が憧れの人でなくなる

僕にとって葉田さんは憧れの存在でした。でもそんなことを忘れるぐらい必死にやってたら、同じ場に立つことが出来ました。


ものすっごくおこがましいかもしれないし、僕はたいした存在でもないけれど、

憧れの人を必死に追いかけて頑張っていたら、憧れの人が同じ目標を持った『仲間』というか『同志』になる。それを強く実感的しました。

あくまでも考え方の話で、僕はまだまだです。。。





みなさん一人ひとり影響を与えられる人は違うし、あなたにしか影響を与えられない人がいます。
そして、憧れの人が仲間に変わる瞬間があります。
2020年も駆け抜けていきましょー!

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