保護者のメッセージを教師へ

広告
【保護者の夢:教師にメッセージを伝えたい】
保護者のメッセージを教師へ
初等教育において教師と保護者の連携は必要です。
カンボジア農村部において今の保護者の年代の人は、学校に通っておらず字も読めない人が大多数を占めています。
ポルポト政権の影響です。
そのため、教育の知識や手洗い、衛生の知識なども保護者の方は子供から学んでいます。
教師からのメッセージを届けました。そうすると学校というもの、教育についてもう一度ちゃんと考えたい。
そう言っていました。
学校に興味を持った保護者は学校に対する期待、想いは日本に比べ測り知れないものとなっています。
保護者にとっての子供は教師だからです。
ですが、保護者が教師に想いを伝える場というのがあまりない現状にある場所もあります。
学校まで遠かったり、保護者が家事育児で忙しかったり。
保護者が教師に伝えたいという願いがあります。
そこで家庭に訪問し、保護者のメッセージを録画。そして教師に見せるという活動をしました。
使用したのはサンワサプライ様の小型プロジェクター。
教師への想いを語ってくれました。
「自分の子供には自分と同じ思いをしてほしくない。
先生にがんばって教えてほしい。
子供が頭良くなってほしい。」
「自分の子供にはなんでも出来るようになってほしい。
自分は勉強やったことないから。
みなさんは頑張って勉強教えてください。
私は何にもいらない。
自分の子供がよくなってほしい。」
「自分の子供は頭良くなってほしい。
何でもできるようになってほしい。」
「自分の子供は頑張って勉強させてほしい。
文字が読めるようになってほしい。
父と母は何もできない。
文字も読めない何もできない」
「自分の子供たちは自分と同じにはなってほしくない。
もっと頭良くなってほしい。」
「学校の施設をもっときれいにしてほしい。」
「子供にはみなさんと同じように頭良くなってほしい。」
様々な意見をもらい、
教師にメッセージを伝えました。
メッセージを受け取った後教師は、教育への意識が一段と高まったそうです。
他にもNPO法人ハッピーステップス、NPO法人カムカムクメールの方々に協力していただき、日本ユニセフ協会の世界手洗いの日プロジェクトを参考に手洗い指導や歯磨き指導を行ったりしました。
保護者7人の夢を叶えました。現在9/100人の夢を叶えました。
広告