教師のメッセージを保護者へ

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3月にカンボジアへ渡航しました。
そこで教師の願いを叶えてきました。
【教師の夢:生徒の保護者にメッセージを伝えたい】
初等教育において教師と保護者の連携は必要です。
なぜなら今のカンボジア農村部の保護者は内戦の影響で学校に通っていませんでした。
学校に通ってなかったため文字が読めません。この村で読める人はかつてお坊さんだった男の人だけです(お寺で読み書きを教わる)。20人に1人もいません。
保護者が「学校」というものを深く理解していません。
人によっては学校なんて意味がない。出稼ぎをしろ。と考える親もいるかもしれません。
実際に学校へ行かせずに働きに送る保護者もいます。
↑ポルポトについて
動画を埋め込ませていただきました。
そんななか教師はカンボジアの教育を良くしたい。そういう思いで教師になっています。
カンボジアの教育の向上のためには、保護者の協力が必要です。
保護者の理解を得ることにより、自然と退学する生徒が減ります。
ではどのように保護者の理解を得ればいいのでしょうか??
日本では学級通信や三者面談というものがありますが、訪れた村ではそのようなシステムがありません。
全く繋がりがない状況です。(ミーティングのようなものもあるらしいですが、実際に機能していません)
そこで、私たちが仲介となり教師のメッセージを保護者に届けました。
話を聞いた先生は「自分は文字が読めるから先生になれば文字を読める子供が増える」という熱い想いで教師になったそうです。
「学校の休み時間にやることがないからどうしよう」と相談する声や
「食事の前には手を洗おう」、「家庭学習をしよう」などメッセージをいただきました。
教師のメッセージを届けました。そして逆に今度は保護者から教師へのメッセージも届けました。
これを機に教師を保護者が連携しあい、この村の教育が向上することを願います。
先生2名の夢を叶えました。現在2/100人の夢を叶えました。
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