ネパールが地震の時より悲惨になっている
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以前ボランティアを行ったネパールのバネパ村に久しぶりに遊びに行きました。
バスの上に乗って向かいます。
そしてコミュニティーセンターの様子。順調に仕上がっています。
この日は結婚式で、コミュニティーセンターの役割を果たしています。
学校も解体作業が終わり、仮設校舎も強化されていました。
今ネパールは大変なことになっています。
ネパール在住の方は言っていました。もうすぐ内戦が起きると。
ガソリン、調理用ガスが足りません。
ガソリンスタンドの前にはなっがーーーーーーい列ができ、ガスが使えないため、一部の店が閉店し、営業している店は値上げをし、メニューを制限して行っています。
タメルの観光客もめっきり減っています。
富士山ゲストハウスに3泊しましたが、結局客が自分だけでドミトリー貸切でした。
インド・ネパールの国境が閉鎖されたためです。
原因は新憲法の成立。この憲法は今まで密接な関係にあったインドの影響力を弱めるものとなりうるそうです。
インドはネパールを一つの州としてとらえていて、そんな州がいきなり独立しまーすって言った感じです。(実際はもっと複雑な問題です)
なので、ガソリン、調理用ガス、小麦粉なども著しく値上がりしているそうです。
バスの本数も減り、なのでバスの上に乗るのが当たり前のようになってしまいました。
ネパールはもともと停電(計画停電)が多く、日中は電気が使えないことが多いです。
電気もガスもない国。
ネパールへ旅行する人は気をつけて下さい。
フライトのキャンセルが発生することもあるそうです。物価が上昇しています。
バスの本数が減っていて、ストライキも多くあります。
帰国日ギリギリにカトマンズに着くのは避けた方がいいと思います。
最後に、
バネパ村で以前参加したボランティアのリーダーだったネパール人に言われました。
「あき、何で寄付金持って来ていないの?」
俺を財布だと思っていたようです。
原因は二つあります。
一つ目はネパールのこの状況。
二つ目は日本のボランティアとか言ってるNPOが意味もなく多額の寄付金を渡したこと。
完全に寄付金をもらうのに慣れています。このままだとお金とかそういうことではなく復興までの道のりは長そうです。
もちろん寄付金は1円も渡していません。渡してもよかったけど友情が崩れると思ったから。もう崩れちまったかな。
こんなやつじゃなかったんだけどなー。
どっちでもいいけどもうバネパ村には足を踏み入れないだろう。
そんなこと忘れるぐらいタメルの桃太郎は激ウマでした。
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