「タシデレ―」

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日本にいる間にチベットに関する情報を集めたり、人にお会いしたりしました。

何故かというと、インド北部のダラムサラという地域でボランティア活動を行うからです。

 

ダラムサラとはwikipediaによると

ダラムサラはインドのヒマーチャル・プラデーシュ州にある都市ダラムシャーラーの一角にあるチベット亡命社会の中心地。亡命チベット人の多数が暮らす「マックロード・ガンジ」地区と、チベット亡命政府の官庁がたちならぶ「カンチェン・キション」地区からなる。

 

 

アウトプットも含めてまとめていきたいと思います。

 

①池上彰さんにチベットについてお聞きしました。

 

あの池上さんです。

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まず、ダライラマって何ってことを説明していただきました。チベット仏教には輪廻転生という考え方があって、とりあえず解脱っていう2度と生まれ変わらないようになるのが良いらしくて。

生まれ変わったら金持ちになりたいとか、イケメンになりたいじゃなくて

生まれ変わりたくない!って感じで、

ダライラマはその生まれ変わらない一歩手前の菩薩っていう存在で、人々が解脱するためにとどまっているらしいです。

 

ダライラマは本名じゃなくて立場の名前です。2番手はパンチェンラマです。
ダライラマの子どもがダライラマということではなく、最終的にはパンチェンラマが次のダライラマを決定します。

 

そのパンチェンラマ11世が中国によって拉致され、偽物のパンチェンラマが中国によって決定されました。つまりこのままだと次のダライラマが中国によって決められる可能性も。

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ちなみにチベットの土地は中国がインドと戦争するときに立地的に便利らしく、またネットの情報によるとチベットには面積が東京都の半分ほどもある核実験場があるらしいです。

 

②チベット料理店 タシデレ に行ってきました。

 

先日HEROの映画を見に行き主人公の久利生が言っていました。

「料理は国境を越える」

完全に影響されてチベット料理店に行きました。

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映画の中では、その国の人が1日にソーセージを何本も食べるという発見があったようですが、自分はチベットでは「バター茶」という飲み物があるという発見がありました。

これまじでうまい。

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働いている方に簡単なチベット語を教えていただきました。

 

③ダラムサラで活動する中原さんにお会いしました。

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ちなみに後ろの子どもは全く関係ないです。
チベット料理店でダラムサラで活動する方を紹介していただきました。その方が中原さんです。
中原さんはチベットに住む建築家で、チベットの焼身自殺についてHPで公開しています。

焼身自殺とは、
日本では何かを訴える時にデモを行います。
ですが、チベットでは
デモを行う→中国と戦闘になる→争いはできない→やっぱデモはできない→焼身自殺を行う
という感じに、争いを避けるため自分の身体に火をつけて訴えます。

 

そこらへんのことは「ルンタ」っていう映画と「チベットの焼身抗議」という本を読めば詳しくわかると思います。

 

 

 

 

サインもらった。

 

 

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「チベットの焼身抗議」に書かれていた焼身自殺をした人のメッセージをここで紹介します。

しかしデモをやれば部隊と衝突し、こちらも部隊とやり合うであろう。その時は暴力を使うかもしれない。暴力を使うということはダライ・ラマ法王の非暴力の教えに反することになる。だから自分は誰も傷つけない焼身という手段を選んだのだ。
個人的な理由で自殺するのではない。世界の人々に、チベット人は自由と基本的人権を奪われていることを証明するために自殺するのだ。
チベットを見守って下さる国際社会の良識ある人々にもお願いします。チベットの現状と、チベット人の意志に注目し続けてください。

 

最後に、

チベットは中国からの圧力を受けています。私たちにも出来ることがあります。

「チベットを知ること」です。

 

なので、とりあえず挨拶ぐらい覚えよう!なんて考えました。

チベット語でこんにちはです。「タシデレ―」

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