ワールドビジョン主催のコンテストでグランプリを取りました!!

 

日本を代表するワールド・ビジョン・ジャパンという団体の「未来ドラフト」というコンテストで、
なんと、1位のグランプリを取りました!!!

審査員も激しく豪華。
CAMFIREの家入さんとか、ヒューマンライツウォッチの土井さんとかソーシャル界隈で福島さん知らない人いないし、マツケンサンバの作曲家の宮川さんも。

 

 

大学生2人、社会人2人、クリエイティブフリーター(笑)1人という、4人のチームで出ましたが、
見事僕たちのアイデア「ビディビディキャラバン」がグランプリを受賞し
ウガンダにある難民を受け入れている地域、ビディビディ難民居住地で、そのプロジェクトが実行されることになりました

 

 

 

 

わーい!

 

 

 

 

わーいわーい!

 

 

 

 

 

いやああ、準備大変だった(笑)

 

 

 

 

 

 

実は、議論している途中、意見や価値観が合わず、
「もう抜けるわ」と言ったこともありましたが(笑)、
でもそこから本当に想いを一つにして、限られている時間の中、概要資料や、プレゼンを作り上げ、
こうして終えれてよかったです。

 

まさか自分たちが選ばれないと思っていたので受賞スピーチの時に頭真っ白になりましたが、
その時に自然と出て来た、

 

「仲間に感謝です。」

 

という言葉は、本当に感じております。

みんなありがとう。

 

アイデアの概要

 

テーマが「わたしと難民がつながるアイデア・コンペティション」
お題が「難民居住地に住む子どもたちがたがいの違いを乗り越えて一緒に楽しめるアイデアを考えて下さい」
というものでした。

前提として、今回のアイデアの舞台となるビディビディ難民居住地は、紛争状態の南スーダンから逃げて来た29万人の難民が住んでいて、うち21万人が子どもです
また、その人々は民族も違うため言語や文化の壁があるという状態でした。

詳しくは、公式HPに!
https://www.worldvision.jp/children/miraidraft2018/

 

 

 

そして僕たちのアイデアはPEACEクラブという平和を目的とした子どもたちのサークルのような団体の物理的な壁を壊すための「キャラバン」(大型の車)でした。

 

 

PEACEクラブと子どもを繋ぎ、PEACEクラブとPEACEクラブを繋ぎ、居住地と世界を繋ぐ、

その距離を縮めるというものです。

 

 

決勝大会では、段ボールで作ったキャラバンとともに発表しました。

 

発表のスライドを一部抜粋。

 

 

 

 

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僕たちは本当に考えながら進みました。

 

 

もしかしたら、次の人に、次の世代に活かせることもあるかと思うので、
こんな僕からですが、ここは良かったというポイントを、備忘もかねてお伝えできればと思います。

 

 

 

多様なメンバーの違いを活かす。

 

 

僕たちのチームは大学生も社会人もフリーター(笑)も交じった、
見ている人の想像以上に「違う」人の集まりでした。

 

 

例えば僕は定量的な部分や目的を大事にしたり、
他のメンバーは子どもの顔など定性的な部分を大事にしたりする感じでした。

 

 

今までの支援経験が多く、リーダーや代表を経験したメンバーだらけだったので、
進め方も価値観も違い、実は進むのがかなり遅かったのです。。。

 

 

 

それでも、短期間の中あれだけクオリティの高いアイデアを出せたのは、
多様なメンバーそれぞれ違った強みを活かしたのが大きいかなぁと思います。

 

 

現場やNGOの立ち回り方を知っているメンバー
子どもたちのために様々なアイデアを出すメンバー
現地の構造など数字で分析するメンバー
チームを盛り上げまとめるメンバー

 

それぞれの良さを活かせたのかと思います。

 

 

とりあえず作ってみる

 

短期間で出すアウトプットも結構なボリュームがありました。

そんな中僕たちのチームはこれが良いあれが良いという部分はある意味後付けで、
どんどん資料を作り修正に時間をかけました。

 

 

誰かがまず作り、それを改善させていくそんな進め方が出来たのが良かったと思います。

恥ずかしながらこれは大企業にいる人間は苦手なのではとやっていて思いました。

 

この進め方も多様なメンバーがいる中では大事で、作ってからであれば様々な視点からフィードバックが可能です。

なので30%ぐらいの物でもとりあえずやってみるは大事です

 

やっぱり何よりも原体験

 

僕たちは全員アフリカでの支援経験がありました。

決勝に進み、他のチームの分析をしていて、
「これは負ける。」
と思ったタイミングがありました。

自分たちよりも面白いアイデア、チームでのプロジェクトの経験、若さ、知名度など。

 

「自分たちが勝てるものは何だろう。」

 

そう考えた時に、「現場での経験」が浮かびました。

 

 

それぞれアフリカでの経験があり、僕は難民居住地での経験もありました。

 

 

これは最終的に意識もしてプレゼンに臨みましたが、確実に他のチームを圧倒するような気迫が出たのだと思います。

 

一人でもアフリカの経験が無いメンバーがいたら負けていたと思います。

 

 

 

他のチームのプレゼンを見ていた時も、アフリカだったらこうしたら良いよねや、
アフリカはここが違うよねと話し合っていたこともありました。

 

 

そんな僕たちのアフリカでの原体験や、アフリカの子どもの顔が浮かんだことが、
最終的に目に見えない「深さ」みたいなものを作れたんだと思います。

 

 

これから

 

アイデアの実現に向けて、引き続き進行しています

 

グランプリを取った人は実際にアイデアを実現でき、

渡航は2019年1月を予定しており、来月ぐらいからクラウドファンディングも始めます
ぜひ、ご協力ください!

 

また、次にこのようなコンテストや、それ以外でも国際協力でのプロジェクトを行う若者の皆さまは、
多様なメンバーの違いを活かし、とりあえず作りながら進め、何よりも原体験を大事にしながらチャレンジしていってほしいです

 

 

原体験の部分は今すぐに作れるものではないので、長期休暇などを利用して、様々なNPOを利用しながら海外に飛び立って下さい。

 

 

おっさんからの小言でした。

 

 

 

国際協力に関するここまで規模の大きなコンテストは本当に珍しいので、
グランプリの名に恥じないような大きなムーブメントを起こし、
次の世代につなげていきたいです。

 

 

いやぁそれにしても久しぶりに嬉しかったー。

 

ではでは。

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僕たちが南スーダン人のサッカーチームを設立した理由。

 

 

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