日本のスラム街に行ってみた。※寿町は簡易宿泊所ぜんぜんないよ!

日本での活動|2018/01/09 posted.

 
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スラム街とは  

先日、日本のスラム街と呼ばれる地域に行ってきました。

スラム街とは、(wikipediaより)

スラム(英: Slum)とは、都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことであり、都市の他の地区が受けられる公共サービスが受けられないなど、居住者やコミュニティの健康や安全、道徳が脅かされている荒廃した状況を指す。世界中のほとんどの大都市にスラムがある。スラム街、退廃地区、貧民窟などとも表現する。

世界のスラム住民の数は増加傾向にあり、国際連合人間居住計画の統計によれば、21世紀初頭でのおよそ10億人から、2030年には倍の20億人に増えるとされる。

きっかけはアフリカにいるときに、世界最大のスラム街に行った時に、

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「日本はどうなのか」と気になったからです。

キベラスラム。ナイロビにある世界最大のスラム街。

調べてみると日本にもスラム街があるのですね。

その中でも今回は、「寿町」に行ってきました。

寿町に行ってみた。  

大体僕の周りにはこういうの好きな人多いので(てかそういう人しかいない)、何人かで行きました。

場所はここらへん。

歩いてすぐのとこに中華街があります。

寿町は生活保護者が80%を占めるそうです。

石川町で電車を降り、カップルが中華街行くのを横目に見ながら、男三人で反対側へ進みました。

行きの電車で、寿町をググっていたらこんな記事が出てきました。

横浜・寿町、白昼堂々の違法賭博にヤクザが闊歩する異世界(下)

この記事によると、

 夜22時以降から朝まで、寿地区の簡易宿泊所街は、人の声がほとんど聞こえることなく、不気味なほどの静寂さが保たれていた。簡易宿泊所内には至るところに防犯カメラが設置されており、その壁には「防犯カメラ作動中」という張り紙がしてある。

さらに不気味だったのは、深夜3時でも室外の階段には、ただ立っている人がいることだ。記者が泊まった簡易宿泊所だけではない。他の簡易宿泊所でも同じように、目立つところで人が立っているのだ。こうした人たちは、夜間だけではなく、昼間もそこにいる。

これについて、大阪市西成区役所での勤務経験が長い生活保護受給行政のエキスパートは、「あくまでも西成の例に基づいた憶測だが」と前置きし、次のように語った。

「恐らく、違法賭博のツケをためた住人が街から逃げないように見張っているのだろう。見張り役は、“誰かの紹介”で生活保護受給の手続きをしてもらい、寿地区に住みついた元貧困層の住民ではないか…」

 

ちょwww

ここは日本かよwww

しかも2017年11月の記事とか1ヶ月前じゃんww
(実際に僕たちが行ったのは2017年12月中旬)

寿町を周ってみた。  

 

寿町は石川町駅からこのトンネルみたいな場所を超え、ホテル街の向こう側にあります。

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歩いて5分ぐらい。寿町に到着しました。

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まず驚いたのは泊まりの驚きの安さ。

なんと1700円。

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公園には良く分からんロッカー。

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自販機安すぎ。

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自販機にはマムシ売っていました。

面会??

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建物には防犯対策の檻が。
ここはアフリカかい。

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シェルター券とは。

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コインシャワー。
初めて見た。

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そしてネットには、簡易宿泊所がたくさんあり、外国人旅行者で盛り上がっていると書いてあってが、
一泊とかで泊まれるところはない。

てか、外国人一人もいない。

あれ、泊まるとこないぞ。。。。

寿町に泊まってみた。  

色々な宿泊出来そうなところを周ってみました。
ピンポン押したり、声出してみたり。

でも全然泊まれるとこなかったんですよね。。。

やばい。
と思い、20-30分ほどふらふらしていました。

また、途中、火事でもないのに消防車が来て、
「心肺停止!」
と叫んでいる人がいました。

周りには年配の住民がぞろぞろ寄っていました。

あれ、ここにいたらやばいやつじゃね。

と思いながらも、寿町に泊まる夢をあきらめていなかったときに、

一件のスナックを見つけ、
「泊まらせてください」
と頼みこんだところ、
「普段は一泊のお客さんを泊めていないんだけど、若い人来たし、特別に宿を紹介するよ。」

と言っていただき、無事寝床を確保しました。
部屋はこんな感じ。狭さ3畳。

布団を引いたらこんな感じ。

自撮りをしたくなる部屋でした。

一泊2000円。宿としては破格の安さです。

スラム街のスナックで飲んでみた。  

そんな宿泊場所を紹介してくださったスナックで飲もうということになり、
部屋に荷物を置き、ドアの鍵を入念に確認し、宿を出てスナックで飲みました。

現地の人にこの地域についてお聞きしたいという希望もあったため、
お酒を飲みながらここの従業員にお話しをお伺いしました。

僕たちは怪しい人と思われないようにと思い、
また、とてもスラム街ということにビビっていたため、
埼玉から来た大学生が終電を逃したという体でお話ししました。
(嘘ついてごめんなさい)

 
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話す言葉を選びながら、寿町について話を聞きました。(僕は何も考えずお酒を飲んでいた)

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念のため写真はモザイクを。

そこで聞いたお話しを、ここで書ける範囲で抜粋すると

・昔は栄えていた
・他の店はぼったくられるから危険
・お店を営んでいる人の多くは出稼ぎにきた韓国人
・今は国や地域からの支援が減っている
・ここで活動を行うNPOに対していい思いはない
・面会の張り紙は市役所の人などが来て生存確認を行い、後日生活保護を支給
・若い人も一部いるが、仕事が出来なくなった人

とおっしゃっていました。

違法賭博の現状  

次の日の朝、コインシャワーを浴び、近くのボートピアに行きました。
ボートピアというのは簡単に言うと、ボートレースの賭け場です。

ネット上に違法賭博場が至る所にあるという情報もありましたが、全くありませんでした。
もしかしたら見えない場所で行われているのかもしれません。
でも、全く見つけませんでした。

これはもしかすると、ボートピアという合法の賭博場が設置され、
違法な賭博場が無くなったのかもしれません。

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現場を知り、全く違う世界の物を取り入れ、グレーゾーンを攻める。
これこそが「イノベーション」ではないかと思いました。

あくまで想像になりますが、違法賭博を取り締まる策が、合法の賭博場なのかもしれません。

前日に聞いた、NPOに良い思いをしないというのは、
NPOの人が生活保護の手続きの手助けをし、一部手数料を受け取るというもので
あまりいい気がしないと言っていたのです。

良いとか悪いとか分かりませんが、
ボートピアのような革命が色々な日本の負を解決するイノベーションではないかと改めて感じたのです。

ボートピアに関する悪い話は聞きませんでした。

ちなみにボートピアの周りの至る所に警備員がいました。
分かりづらいですが、道路の反対側の左のほうにいます。

感想。  

ちょっと前は安宿があふれる場所として有名な場所でした。
ですが、今は全く安宿がありません。

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もしかしたら、日本や市の偉い人達が、このスラム街のことを世間から見ることが出来ない場所に、
この場所を抹殺しようとしているのかもしれません。

行政からの支援は減っています。
ただ、外国人の出稼ぎの人はお店や住宅を運営しています。

生活保護者は外の地域に出ること、引っ越しすることはないですよね。
国から安定したお金をもらえます。
そう考えるとそのオーナーは広告費とかかけずに、何もしなくてもお金が入ってきますよね。

国→生活保護者→外国人の出稼ぎ労働者
というお金が流れが出来ています。

考えてみると、その地域のお金の流れ方って凄いですよね。

そういえば僕たちが泊まった宿は、最初に名前や住所など書かずにお金だけ渡して泊まったんですよね。

これって違法ですよね。

旅館業法 第8条によると
営業者は、宿泊者名簿を備え、これに宿泊者の氏名、住所、職業その他の事項を記載し、当該職員の要求があつたときは、これを提出しなければならない。
とあります。

 

多分この先も善か悪か分からない、日本の中で目を向けられない世界が増えていくんでしょうね。
オリンピックとかの影響もあり。

実は日本のことを知っているようで、自分の見えている世界って本当に狭いんだなと改めて思いました。

寿町に泊まる際の注意
・意外と安宿はない
・昼から行ったほうが良い
・ネットの情報(このブログの含めて)は信じないほうが良い

 

今度は他のスラム街も行く予定なので、興味ある人はぜひ!

最後にですが、男3人で1部屋ずつ宿泊したのですが、
そのうち一部屋が尿のにおいがひどく泊まれませんでした。

そして、夜はそこらじゅうで立ちしょんしてる人います。

でもでも、スーパーのチャーハンは激うまでした。

色々面白話いろいろあるので飲みに行きましょー。
わっしょーい。

 

 


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世界最大のスラム街に行きました。

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【ヒッピー】幸福度No.1の国にある無法地帯クリスチャニア《後編》

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