【5分でわかる】チベット問題とは?

日本での活動|2016/11/26 posted.

 
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日本という国が、いきなりアメリカの一部となることを想像できますか?

出典:http://www.nippon.com/ja/features/h00008/

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チベットとは中国の南西部にある地域です。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88

 

 

 

かつてはひとつの国でした。ですが、今では国とは認められていません。

 

現在は中国の一部の自治区となっています(自治が認めてられていないから自治区なんですけどね)。

 

国として認められていたにも関わらず、今では他の国の一部となっています。

 

 

 

 

日本という国が、いきなりアメリカの州の一部となることを想像できますか?

 

 

 

チベットではそのようなことが起きています。

 

 

 

チベットの様々な問題は「チベット問題」と表現されます。

チベット問題は大きく「独立問題」と「人権問題」に分けられます。

その二つを一緒に追っていきましょう。

 

チベットの「独立問題」

チベットの歴史

まず簡単にチベットの歴史をたどると、

 

・19世紀にイギリスがインドを侵略。

・アヘン戦争の結果、イギリスが清を侵略。

・チベットはロシアと組む。

・イギリスがチベットを侵略。

・ロシアは抗議。

・イギリスが日本に武器を供給

・日露戦争

・そのためロシアは手を出せない

・イギリスがチベットと中国それぞれと条約を結ぶ

・二度の世界大戦の後、中国共産党が支配。

・亡命者や焼身自殺が相次ぐ

 

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中国がチベットにこだわる理由

現在はチベットという国は中国の一部となっています。

ではなぜ中国がチベットにこだわるのか?
理由は3つあります。

 

・レアメタルをはじめ多くの鉱山資源がとれるから
・現在は中国の核廃棄物処理場や核ミサイル実験場になっているから
・立地的にインドと戦う上でちょうどいいから

 

 

チベットからはスマートフォンなどに使われる貴重なレアメタルが採掘出来るそうです。あなたのスマートフォンも中国の支配の上で手に入れられたレアメタルが使われているかもしれません。

 

現在チベットには核廃棄物処理場や核ミサイルの実験場が建設されているそうです。軍事的な中心地になっているかもしれません。

出典:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6189

出典:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6189

 

 

 

チベットはインドと隣接していて標高が高いところにあります。またインドに流れるインダス川やガンジス川の上流があります。もしこの川をせき止めたらインドはどうなるでしょうか?

 

 

これらの理由のために中国はなんとしてでもチベットを我が物にしたいのです。

 

チベットの主張

独立を求めるチベットですが、宗教的な最高指導者であるダライラマ14世は1987年に「チベットに関する五項目和平案」を次のように提案しました。

出典:http://www.tibethouse.jp/visit_to_japan/2013/information/

出典:http://www.tibethouse.jp/visit_to_japan/2013/information/

 

 

 

1987年、アメリカ議会の人権問題小委員会での「チベットに関する5項目の和平案」より

・チベット全土を平和地域とする
・チベット民族の存続を脅かす中国の人口移動政策を放棄する
・チベット民族の基本的人権および民主主義に基づく自由を尊重する
・チベットの自然環境を保護し回復させ、チベットでの核兵器の製造、核廃棄物の投棄をしない
・チベットの将来の地位について、チベット人と中国人との関係について、真剣な交渉を開始する

 

 

さらに、1988年に「ストラスブール提案」において、

 

チベット人による高度な自治が認められれば、独立は求めない。

 

と譲歩しています。

 

多くのチベット人は自由を求め、他の国々に亡命しました。

 

ですが、現在もチベットに残るチベット人も存在します。

何故チベット人は亡命する必要があったのでしょうか?

「人権問題」に続きます。

 

以上がチベットの国として問題である「独立問題」です。

 

チベット人の「人権問題」

 

私がダラムサラ(亡命したチベット人が多くいる街)にいた時にお会いしたチベット人がこう言っていました。

「私たちは家族に会うことも出来ない。連絡すらとることも出来ない。」

 

では、具体的に何が出来て、何が出来ないのでしょうか?

 

ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のHPを引用しながら見ていきます。

 

意見と表現の自由

1997年、96名のチベット人の逮捕が記録された。その大多数の者は意見や表現の自由を実行しようとした結果逮捕されたのだ。チベットの僧侶や尼僧たちは政治的忠実を約束するため署名をするよう命じられた。そして、工作隊によって再編されたチベットの歴史と宗教を、何の疑いもなく承知するべきと命じられた。もし、僧侶または尼僧が覚悟のうえ自分自身の意見を述べたり、中国の役人に対して質問することがあったら、彼らが寺院や尼寺より追い出されたり、逮捕される羽目になる。

 

チベット人は自分たちの歴史と宗教を変えられてしまったのです。

 

女性の権利

1997年にチベットの女性に対する強制手術や人工流産の数は883件と分かっており、その結果、1人が死亡し、3名の女性が死産した。その他、たくさんのチベット人女性が妊娠したため罰金を科された。チベットの様々な地域から伝えられた情報によると、厳しい産児制限の基準が作られているという。このことは、特にチベット内への中国人大量人口移動とも関連して、チベット民族の存続に深刻な危機を及ぼしている。

 

チベット人は子供を産むことすら許されません。

 

 

生存の権利

チベットの田舎地方に住む大きいパーセントのチベット人が中国の経済政策によってひどい影響を受けているというものだ。チベット人は種々様々の形式で課税され、中には経済的状況とは関係なく、信じ難い重税が要請される。しかも税を強制的に払わされた人たちに対して、何か利益がもたらされるのか、何の証拠もない。押しつけられる種々様々の税はといえば、土地、動物、毛、にこ毛、皮、肉、穀物、バター、ミルク、チーズ、干し草、肥料、そして薬草等がある。社会保障とか、学校教育を提供されていない人にも、「老年」と「教育」課税が請求されている。1997年の初期より、ラサの住民でなくラサを訪問している人に対しての課税も決まっていることが報告されている。寺院の周りを歩いて功徳を積む行為に対してまで、新しい税が課されているとも報告されている。

 

チベット人は生きる権利が認められているのでしょうか?

日本で神社の周りを歩いただけで税金を払うことなんてありますか?

 

 

これらすべては「人権問題」です。

この人権問題は上記以外にも様々な問題があります。

 
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おわりに

 

チベット人は自由を奪われ、自由を求め他国へ亡命しました。

 

ですが、別に私は中国人が悪いとか、嫌いとか言っているわけではありません。中国人の友達も多くいるし、大学の研究室にも多くの中国人がいてみんな仲良しです。

 

研究室では餃子パーティーやっちゃうぐらい仲良しです。中国人最高だ。

 

また、中国人の多くはチベットの問題を知っていません。これは日本のメディアが必要以上に煽っていて、ただ敏感になっているかもしれません。

ダライ・ラマ14世はノーベル平和賞を受賞しました。ですが中国では危険人物として扱われています。

 

 

最終的に言いたいことは、それぞれ正義を持っているということ。

 

 

中国も中国の正義を持っているし、チベットはチベットの正義を持っているし。もちろん日本だって日本の正義を持っています。

 

 

誰が良いとか悪いとかはありません。ただその正義のせいで世界に歪みが出来ているのです。

 

 

世界は歪んでいます。それぞれの守らなければならないものを守るため。

 

 

でもその歪みは果たしてしょうがないものなのでしょうか?

 

 

 

 

 

苦しんでいる人を目の前に私は何が出来るのでしょうか?

考えても分からないので、チベット人に聞きました。

 

 

 

その回答が、

「あなたの国の人に伝えてほしい。」

それだけでした。

 

 

報告会では計100人の前で話し、ブログでも発信し国際協力ブログのランキングでも1位になりました。

 

今度は、自分と関わりのない人にも発信したいという想いと、過去のブログで写真展やるって宣言していたのもあって、

写真展やっています。

 

また詳しいことは後日書きます。年末まで展示しています。

 

 

 

普通に料理も美味しいので是非お店に足を運んでみて下さい!

 

いや、マジでうまいよ!

 

 

日本も中国もチベットもみんなハッピーになれるように、歩み寄っていきたいですね。


 

——-

チベットについてお聞きしました。

「タシデレ―」

衝撃を受けました。

世界一周してみて衝撃を受けた三つのこと

赤辛よりもブータン料理のほうが辛い

世界一辛い料理に挑戦してくるわ