モンバサ観光情報&私たちが知らなければいけないこと~今まで私は27人の奴隷を使いました~

広告

 

ボランティアのホリデー(といっても土日もほとんど訪問していた)にモンバサ観光っぽいことしていたので報告します。

ボランティアの記事はこちら
こんにちは。ケニアにいます。

このやろうとか思っちゃう俺何様?

俺に出来ることは何か?

エジソンを超えた!?ケニアで手洗いマシーン作ってきました。

 

 

日本にも奴隷がいるってことや、今まで使ってきた奴隷の測り方などは下の方に記載してあります。
そこは絶対に見てください。

 

 

♠モンバサ観光情報

モンバサって?

ボランティアの活動場所はケニアのモンバサです。

map_kenya

 引用:https://www.ajf.gr.jp/lang_ja/activities/kids_pic/map_kenya.gif

Kenya-Map

 引用:https://www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/hotel/Kenya/Kenya-Map.gif

 

このモンバサはかつて奴隷貿易の港としても機能していたんです。

 

バスコ・ダ・ガマがやってくる→ポルトガルが占領→オマーンがやってくる→オマーンが占領→奴隷貿易開始→イギリスの保護化に
って感じです。

 

このモンバサは貿易港としても有名です、東アフリカ発展のために重要な貿易港となります。
詳しくは池上彰さんが解説しているこのページ。

池上彰と歩く「アフリカビジネス」

 

ケニアのモンバサが東アフリカのシンガポールになるときも来るかもしれません。

 

ケニアからモンバサまではバスで10時間ぐらい。1200ケニアシリング(1400円くらい)です。夜発朝着のバスがオススメです。

 

 

Ⅰシモニケーブ(400ケニアシリング)

016

 

モンバサの下の方にあるシモニという土地にある「シモニケーブ」です。
ここはかつて奴隷を保管する場所でした。

 

行くのは結構大変です。自分はホストファミリーに送ってもらいました。

 

舗装された道を進むこと3時間、

008

 

そして舗装されてない道をさらに3時間進みます。

013

 

ちなみに、ケニアは日本の中古車が多く、たまたまこの車には日本の曲が入っていました。
この時アフリカで「ガッツだぜ」を熱唱していたのは間違いなく僕だけでしょう。

 

 

値段は400ケニアシリング(480円くらい)。小さい洞窟で見るのに30分もかかりません。そして必ずガイドが付きます。(ガイド料は別にかかりません)

017

 

当時奴隷を拘束していた鎖なんかもそのまま残っています。

028

こんな感じで顔を壁側にしてとらえられていました。

プレゼンテーション1

 

洞窟の奥は海につながっています。

037

 

 

036

 

 

この洞窟からそのまま奴隷貿易船に乗せていたってことです。写真で分かりづらいですが、海水がたまっています。この水が引き、海へ通じる道が現れてきます。

 

アフリカからモンバサへ集められ、ザンジバルという島へ送られ、そこで奴隷貿易が行われていたそうです。

tanzania

 引用:https://daiki55.com/wp-content/uploads/2015/05/tanzania.jpg

ここは奴隷の築地みたいな場所でしょうか?

それと行くのは大変で、そこまで大きいわけでもなくただの歴史の跡地なので、わざわざ観光に行くのはオススメしません。

Ⅱジーザスフォート(1200ケニアシリング)

084

 

ここはバスコ・ダ・ガマ率いるポルトガルが建てた要塞です。モンバサで最も有名な観光地です。入場料は1200ケニアシリング。(1440円)
上から見ると、人間の形をしています。

076

 

ここで、海からの敵を攻撃していました。

そして、オマーンが占領し、イギリスの植民地になってからは監獄になったと言います。

081

 

ここから見える旧市街。かつて奴隷が働いていました。

 

 

しかし今でもその習慣は変えることが出来ず、一部の人が今でも奴隷のように働いていると言います。

 

 

087

 

このジーザスフォートはガイド料を交渉で決めることになっていますが、自分の場合は無料でした。現地の人と行くのがオススメです。

あと入場料は高め。モンバサで一番有名な場所ですが、正直そこまですごいっていう印象は受けません。

 

ここまでのまとめ

モンバサはかつての奴隷港。奴隷をザンジバル諸島の奴隷マーケットに送っていた。
ナイロビからバスで10時間ほど。
歴史的には重要な場所だが、正直観光地のボリュームは小さめ。

無理してモンバサに行く必要はないかと。モンバサのマリンアクティビティやリゾートなど、パッケージツアーで行く人は歴史的な場所へも寄ってみてください。

 

♠私たちが知らなければいけないこと

そもそも奴隷ってなんなの??

奴隷って聞いたことあるけど実際よく分からない。って人多いと思います。
wikipediaによると、

奴隷(どれい)とは、人間でありながら所有の客体即ち所有物とされる者を言う。人間としての名誉、権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人。所有者の全的支配に服し、労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた。

だそうです。

所有の客体即ち所有物とされる者を言う。
他人の所有物として取り扱われる人。

これは、バイトとか会社員も変わらないのでは?

労働を強制され、譲渡・売買の対象とされた。

 

 

この「強制」というのがキーワードとなりそうです。奴隷=「強制」というイメージだと分かりやすくなります。

 

 

奴隷の今

このモンバサという土地はかつて奴隷の貿易港として栄えていました。
でも今は東アフリカのシンガポールとなるべく成長しています。

 

今では奴隷の貿易はもちろん行われていません。
ですが、実は全世界の奴隷の数は昔より今の方が多いのです。

 

 

奴隷の数は歴代で今が最高となっています。
参考までにURL貼っときます。

現在も人類の3000万人が奴隷状態であることが明らかに、インド、中国、パキスタンが最悪

あなたが奴隷制度と人身売買について知らない7つのこと 〜問題解決へのアプローチを添えて〜

「現代の奴隷」世界で2900万人以上が奴隷として生活している 奴隷の人数がもっとも多い国はインド WFF調査

この事実を自分は知りませんでした。日本の難民のことも海外に出てから知りました。

人間として知らなければならないことを、この旅の中で学んでいます。

広告

 

 

あなたは何人の奴隷を使ってきましたか?

 

 

そしてリンク先に記載してあった「Slavery Footprint」というサイト。
このサイトからあなたが何人の奴隷を使ってきたかが分かります。

 

 

実際にやってみましょう。一部をご紹介します。

これが最初の画面。

Screenshot_2016-01-10-20-22-44[1]

 

都市と年齢、性別を選択します。

Screenshot_2016-01-10-20-23-19

 

Screenshot_2016-01-10-20-23-54

 

普段使っている洗面具や持っている遊び道具などを選択します。ちなみに自分はスノーボードと自転車(ママチャリだけど)です。

Screenshot_2016-01-10-20-31-21

 

Screenshot_2016-01-10-20-32-35

 

他にも食事を選択する画面もありました。全部で11項目です。

最後にちょっと大人な質問もあったので、子供はやらないでください(笑)

結果です。

Screenshot_2016-01-10-20-38-02

 

結果は27人でした。これが多いのか少ないのか正直分かりません。

 

日本には奴隷がいるの?

はい。います。

奴隷は日本にもいますよ

史上空前絶後の奴隷制度が日本で公然と行われています。

先ほどのリンク先から

2

 引用:https://buzzap.jp/news/20131024-modern-slavery/

日本の奴隷の数は76,000から84,000人と言われています。

ここまでのまとめ

奴隷=「強制」のイメージ。
今現在の奴隷の世界の数は過去最高。
「Slavery Footprint」を使って自分が今まで使ってきた奴隷の数を調べてみましょう。
日本には76,000から84,000人の奴隷がいます。

めっちゃ多いじゃん。

 

♠いかがでしたか?

奴隷の貿易が行われていたこのモンバサでボランティア活動を行いました。このモンバサは東アフリカのシンガポールとなるべく発展しています。
それでも、世界規模では奴隷の数が増えていて、日本も例外ではなく奴隷が存在します。

 

じゃあこの現状を変えたい。どうしたらいい?

「Slavery Footprint」をやってみてください。無料でできます。何が奴隷につながるか分かります。もちろんですが、広告料とかもらっているわけではありませんよ。

このブログを書いているパソコンを使うことも、奴隷を促進させているのかもしれません。。。パソコンは誰が作っているのでしょう?

もしかしたら、奴隷なのかもしれません。

全世界の奴隷の数は今、過去最高です。日本にも奴隷がいます。あなたが身に着けている物は奴隷が作ったものかもしれません。

シェアとかリツイートとかはしなくていいんで、でもこのことを少しでも多くの人に広めていただけたら、何か世界が変わるかもしれません。

いや、変えましょう。

 

 

 

 

たーましいレボリューショオオオオオオン

 

 

くだらない記事も読みたくなりがち

インドの映画に出演し、瞑想してブッダに近づいた日

DSC_0524

 

 

 

インドのマッチョ村で腕相撲して勝ちに行く

DSC_0556

昨年の総まとめ

世界一周の途中ですが今年のメディア掲載とか読まれた記事ランキングとか今後のこととか書いてみた

052

 

広告